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やけどの治療・湿潤療法にたどり着くまで【雪見お風呂で大やけど・その1】

投稿日:2017年2月10日 更新日:

 

やけどの治療・湿潤療法にたどり着くまで【雪見お風呂で大やけど・その1】

 

 

 

 

お風呂でやけど?

 

1月29日(日)18:10のことでした

 

その日、大福はセミナーに参加し

ディスカッションや身体を動かすワークに参加し

多くを学んだあと講師の方との懇親会に参加していました。

 

皆さんとお話している時

大福のスマホがブルブル震えました。

 

 

「雪見からだ、電話は珍しいな、何があったんだろう?」

そう思って電話に出ると

雪見
ゴメン帰ってきてほしいねん・・

大福
どうしたん?

雪見
お風呂でやけどした・・ 

大福
え?どういうこと?

 

 

 

状況がイマイチ理解できず

大福
どうして風呂でやけどするの?

     と思わず聞き返す。

 

     すると雪見が

雪見
 追い炊きしていて止めたつもりが止まってなくて熱湯になっとってんだいぶ皮がむけてる・・

 

     やはり話がよくわからない。

大福
服着てやけどしてるなら 絶対に服脱いだらあかんでそのまますぐ流水で冷して!

 

     ※服を脱ぐと皮膚がはがれてしまう場合があるため

雪見
 裸やねん、水のシャワーで冷やしてる。

 

大福
わかったすぐ帰る。

 

懇親会の出席者の皆さん挨拶もそこそこに

会場を飛びだし駅へ向かう。

 

(どうしよう、すぐ帰っても家まで1時間はかかるし
日曜日の夕方、救急病院しか対応してくれない
でも広範囲のやけどだったら感染症が心配だし
このままだと脱水を起こすかも・・)

 

走りながら雪見に電話する。状況を詳しく聞こうと思うのだが

雪見の説明は要領を得ない。

 

そのうち声のトーンが下がり

雪見
ずっと水のシャワー浴びとったから寒い・・ 

と言い出した。

まずい。

 

やけどの範囲が良くわからないが広範囲のようだし

精神的にも混乱状態のよう

他に外傷があるかよくわからないし

体温や血圧が下がってショック状態になったら・・

 

 

1時間後に帰宅して裸のままの雪見を救急病院に連れて行く時間も考えると

それまでもたないかもしれない

これ以上放置するのは危険だと思った。

 

 

救急車呼んで!

 

大福
すぐ救急車呼んで病院へ行きなさい、自分で呼べる?

 

雪見
わかった 

 

15分後に電話があり

雪見
今救急隊の人が来てくれはった・・

と活気なく震える声の雪見が

 

とりあえず一安心だ

 

しばらくてさらに電話があり

「○○病院にいる」

自宅から数キロ離れた駅前の病院だ

 

 

そこなら自宅より早くたどり着ける

乗り換え駅で小走りで地下鉄に乗り換え

10分ほどで目指す駅に到着。

地上に出ると風雨も強くなっている。

 

 

 

そのまま駅前の病院の夜間入り口から外来へ、

受付で名前を告げるとすぐ処置室へ通された。

 

カーテンを開けると

処置台の前で立ち尽くす雪見。

 

(そうか臀部にやけどを負っているため座ることができないんだ)

 

背中の途中から臀部まで大きく分厚い熱傷ガーゼがテープで貼られ

左腕も包帯でぐるぐるに巻かれている

 

寒いのかガタガタ震えている、服は薄手のワンピースとコート1枚のみだ

大福のネックウオーマーとニット帽を被せて手袋をさせ

下半身にダウンジャケットを巻いた。

 

それでもまだ寒いようだ。

長時間水シャワーを浴びていたのだから無理もない、

でもとりあえず一安心だ。

 

 

 

「明日9時に消毒に来てください」と看護師さんに言われ

痛み止めを処方されとりあえず帰宅することになる、

 

受け付けでタクシーをお願いすると

「うちはタクシー呼ぶのはやってないんです。

前の国道に出たらたくさん流してますから」と言われ

足元のおぼつかない雪見と病院から出るが

風雨も強まった日曜の夜、流しているタクシーも見つからない

 

 

 

だいぶ待ってやっとタクシーを拾うことができたが

座ることができない雪見、後部座席に這う状態で乗り

大福は助手席に・・。

 

 

家へたどり着くとまず雪見に大き目のパジャマを着せて

うつぶせでベッドに横にさせる。

痛み止めで処方されたロキソニンを飲ませて布団をかける

 

かなりの痛みと精神的にもショックをうけたのであろう

「ごめんね・・」と何度も言っている。

 

 

風呂場に行くともうもうとした湯気の中

シャワーが放り出してあり風呂のふたや洗面器が散乱していた。

雪見がやけどした時の様子を物語っている。

 

片付けて寝室に戻る。

猫のモカ君も何事があったのか?と言う様子で

雪見の隣に寄り添っている。

 

 

もう夜も遅いのでとりあえず寝ることにした・・。

 

 

雪見体験談

 

こんにちは雪見です。

 

上記は大福からみたやけど受傷時のあらすじです。

 

まず、なぜ今回のやけどの記事を書こうと思ったのか

その辺から説明したいと思います。

 

あなたはタイトルにあります「湿潤療法」をご存知ですか?

 

「湿潤療法」は以前、転んだ時の傷がなかなか治らなくてどうしたらいいものかと

ネットで調べていた時に見つけた治療法です。

 

実際に試してみて顔の傷が痛みもなく跡も残らずキレイに治ったのは感動ものでした。

その時のお話はコチラ

傷口のジュクジュク汁が止まらない【湿潤治療がベストです】

 

その時から今度なにかあったら湿潤療法で治そうと決めていました。

 

今回はやむ負えず救急搬送になってしまいましたので

最初に自ら病院を選択することはできませんでした。

日曜日の夜に受け入れて下さった病院には感謝していますが

その後、湿潤療法を行っている病院で治療を受けることになります。

 

医師の中には湿潤療法を否定されている方もいます。

しかし私はどのような場合でも自分が納得する治療法を選ぶ権利があると考えています。

そして湿潤療法を選択しました。

 

実際に自分が湿潤療法での治療をうけて体感したことを発信したいと考え最初の病院と転院後の病院との治療法の違い、また完治していく道程を記録しました。

 

医療行為とは何かを言うことを問い詰めると,「病気や怪我の苦痛を取り除くこと」「病気や怪我を早く治すこと」の二つに尽きるだろう。これについては恐らく,異論はないと思う。
 この意味で,「苦痛を与え」「回復を遅らせる」行為は反医療行為とみなしていいだろう。
 
しかし,現在の日本の医療現場(そして世界中の医療現場)では平然と日常的に,その反医療行為行われているのだ。それが「傷を消毒してガーゼをあてる」行為だ。「傷を消毒し,ガーゼをあてる」ことで,傷の治癒を遅らせて患者さんに経済的損害を与え,無用の身体的苦痛を与えているのだ。すなわち,医療行為として行われているものの中で最も意味がなく非科学的で野蛮な行為といえる。
 
ここでは「消毒とガーゼ」にかわる最新の創傷治療を紹介する。それがとりもなおさず,患者さんの利益になることだからだ。「消毒とガーゼ」のような患者さんに苦痛を与えるだけの馬鹿げた治療(・・・もしもそれが「治療」と呼べるのであれば・・・)が一日も早く撲滅され,患者さんがこの無用の苦痛から逃れる日が来ることを切に願っている。
 
「消毒とガーゼ」撲滅宣言 湿潤療法を推奨されている夏井睦医師のサイトより引用

 

受傷当日

まずは受傷当日、救急病院に到着後からの様子からです。

 

ストレッチャーに乗せられて診察室に入りました。

そこには少し年配の女性の看護師

少し遅れて30代位の若い男性のお医者さん

私の傷を見て「わぁー!なんでこうなったん?」

手短に顛末を話すわたし。

 

 

 

 

「しつじゅんやなー。」

「えっ、しつじゅんって、湿潤療法のことですか?」

「うん。」

「やった!湿潤療法で治療できる。」

私は心の中でラッキーと叫びました。

 

先生はそれ以上口を開きません。

看護師さんがガーゼに青いジェル状のものを(後で知ったのですがアズノールでした。)のせて患部に貼りつけていきながら

「痛いでしょ。大丈夫?」と声かけしてくださいます。

 

 

 

全ての処置が終わって先生がやっと口を開きます。

 

「やけどは今の状態で落ち着くとは限らない、

見た目より肌の奥はダメージを受けている事があるので明日にならない本当の状態は分かりませんよ。」

 

「それは、今日より酷くなることも有ると言うことですか?」

 

「そう、だから患部を冷やした方がいいです。やけどは脱水症状と感染が恐いね。だけど抗生剤は出さなくていいかな・・・

痛み止めだけ出しておくので明日、9時に来れる?」

 

「仕事があるけどお休みをいただいてきます。」

 

「仕事なんか行ってる場合じゃないよ!安静にして下さい。」

と、叱られてしまいました。

 

結局、先生はわたしの身体には一度も触れることなく部屋から出ていかれました。

 

その後、大福の声が廊下から聞こえてきました。

「あっ、主人が来ました。」と、わたし。

「では中に入ってもらいましょう。」と、看護師さん。

部屋に入ってきた大福の顔を見てとってもホッしました。

 

 

その夜は一晩中、氷嚢とアイスノンで患部を冷やしました。

でも、後でこの処置は間違っていたことを知ります。

痛みもありましたが、いろんな事が頭をめぐりその夜は眠れませんでした。

 

 

下図は雪見がやけどを負った部位です。

 

受傷2日目

翌朝、タクシーで大福と病院に向かいます。

「やけどどうなっているか見たいから治療中スマホで写真撮ってな。」と

大福にお願いしました。

 

処置室に入ったら昨夜と違う先生が担当でした。

看護師さん3人がかりでガーゼをはがしていきますが、

固定するために貼ったサージカルテープが

皮膚にくっついて一緒に剥がれて痛いのなんのって!!

 

普段なら大丈夫なのでしょうが見た目は分からなくても

やけどで損傷を受けている皮膚にはきつかったようです。

結局、ここの病院では最後までこの痛みに悩まされました。

 

先生は傷を見るなり「これは酷いな。どうやってやけどしたん?」

昨夜と同じ経緯を話します。

カルテを見ながら「抗生剤出てないな、なんでやろ。」

独りごとをおっしゃっていました。

 

先生は生理食塩水で傷口を洗って、

後の処置は看護師さんがガーゼにアズノールをのせたものを

患部に貼りその上から防水シートみたいなものを

太いサージカルテープで貼りつけます。 

 

私はうつ伏せに寝かされているのでその様子はあとで大福に聞きました。

 

「4週間くらいかかるな・・感染が恐いので抗生剤を出しておきます。

毎日消毒に来てください。」と、先生。

 

帰りのタクシーのなか大福に

雪見
写真撮ってくれた?
 

大福
撮ったけど。よう見せんわ。

雪見
なんで?
 

大福
思っていたよりエグかったから。

雪見
そうなんや。頭の中がマイナスイメージになりそうやから今は見んとくわ。
 

 

帰ってベッドに横になります。

 

時間がたつにつれてサージカルテープを貼った部分が痛痒くなってきます。

でもどうすることもできず、辛抱するしかありませんでした。

やけどの部分も痛いのですが、こちらの方も辛かったです。

 

 

 

 

受傷3日目 午前

翌日も朝からタクシーで病院に向かいます。

また違う先生です。

いちから経緯を説明します。

今日は看護師さん二人がかりです。

 

やけどを見た先生は「わぁ~きついですね。痛かったでしょう?」

優しく接してくださいましたが

また恐怖の時間がやってきたのです。

とにかくテープをはがす時が痛い。皮膚も一緒に剥がれます。

 

その旨を先生に伝えると「なんで防水シート貼ってるんやろ。」

「お風呂入りますか?」と聞かれたので「いいえ。」とわたし。

って言うか反対に入っていいの?と思いました。

 

お風呂入らないならガーゼだけでいいと看護師さんに指示を出されました。

 

そしてガーゼに大量のアズノールをつけてサージカルテープで貼っていきます。

やっぱりテープ使うのね‥‥‥😢

 

帰り際、

「明日も消毒に来てください。それから明日水曜日は外科は休診ですので

総合診療科で受診してください。」

 

「えっ、明日も違う先生。」と、心の中で言っちゃいました。

 

帰宅してベッドの中でうつぶせ寝をしていると

ガーゼのアズノールが染み出てきます。

もうお尻はベチョベチョです。

動くと患部とガーゼが擦れて痛いのです。

 

受傷3日目 午後

病院から帰宅してベッドの中で思いを巡らせます。

 

確か最初の先生は湿潤療法だと言っていたはず‥でもいま施されている治療法は湿潤療法なの?

大福が退屈だろうと枕もとにノートパソコンを置いてくれていたので調べてみることに。

 

 

最初に、湿潤療法のことを知った夏井睦医師のサイトに飛びます。

新しい創傷治療「消毒とガーゼの撲滅を目指して」

改めてむさぼるように読みました。

 

「今の治療法とぜんぜん違うじゃん!!!」

 

 

そして夏井医師のサイトで紹介されていた 治療法・治療例 で 

大阪市淀川区にある「こおりた ひろ整形形成外科クリニック」 

の院長 郡田大宇先生 を知ることになるのです。

院長ブログにはやけどの症例がたくさん記載されています。

 

間違いない!この病院なら湿潤療法で治してくれるに違いない!!

ひとすじの光が見えた瞬間。

毎日のテープ剥がしの刑ともお別れできるかもしれない。

 

地図で見てみると大福の実家のすぐ近く

まずは電話してこれまでのいきさつとやけどの状態を話すと

お越しくださいとのお返事。

 

早速、大福に湿潤療法で治療したいこと病院を変えたいことを話しました。

 

気乗りしない様子の大福。。。

大福
朝、病院に行って来たやん!!また行かなあかんのん?しかも新大阪まで・・

 

 

無理もありませんでした。

やけどをしてからというもの家のことは全て大福がやってくれていましたし

わたしの介護、病院の付き添い、自分の仕事もこなさなくてはなりません。

その日は午後から仕事のスケジュールを組んでいたようです。

昨夜わたしに

大福
ホンマに専業になっていて良かった、サラリーマンのままやったら雪見の面倒みられへんかったとこやわ。

と笑いながら話していた大福。

 

雪見
わたし一人で行けるから大丈夫。

と言うと

 

大福
それは絶対にアカン!!そんな状態でこけたらどうするんや。

と少々キレ気味な大福。

結局、仕事の段取りをつけて午後からの診察を受けることになりました。

 

 

続きはこちらです。

↓↓↓

やけどの水ぶくれどうすればいい?湿潤療法の場合【雪見お風呂で大やけど・その2】

 

 

 

 


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